*だらにすけ*
陀羅尼助の原料は、黄柏(オウバク)と呼ばれるキハダの樹皮であり、これから大峯山の寒水を用いて作られた水製エキスにゲンノショウコウ・ガジュツ等の 苦味健胃薬、芳香性健胃薬を配し、現代人に適した成丸、乾燥したものであります。

オウバクは成分として、ベルベリン(C20H19N05)の他に、少量のパルマチン(C21H23N05)等の数種のアルカロイドを含み、更に苦味質であるオバクノン(C26H30O07)や 多量の粘液を含有しております。本品の組成は生薬成分ばかりであり、服用に際しては「口に苦し」のたとえ通りではありますが、あえて味を被覆、矯味することなく 本来の姿を保っております。

一般に苦味健胃薬の作用は、胃の運動を促進し唾液や胃液の分泌を亢進させ、胃腸機能を整えると言われておりますが、本品はこれらの作用を持つ下記の諸成分を配しております。

*成分説明*
オウバク(黄柏)
【キハダ[Pfeiiodendron amurense](Rutaceae みかん科)のコルク層を除いた樹皮である】
来歴・・・神農本草経以来用いられる漢薬の一種であるが、我が国でも古くから民間薬に利用されている。
適用・・・苦味健胃薬ならびに整腸薬として用いる。漢方では消炎性収斂薬として、胃腸炎・腹痛・下痢などの症状に用いる。

ガジュツ
【ガジュツ[Curcuma zedoaria] (Zingiberacese ショウガ科)の根茎を通例湯通ししたものである】
来歴・・・インドでは古来から薬用に供され、紀元700年代に欧州に伝えられた。
適用・・・芳香性健胃薬として家庭薬などの原料に用いる。

ゲンノショウコウ
【ゲンノショウコウ[Geranium thunbergii](Geraniaceae フウロウソウ科)の地上部である。開花期直前にタンニンの含量が高くなるので、この時期のものを採集する】
来歴・・・繁用される民間薬として、日本でも古くから止しゃ薬として用いられてきた。
適用・・・止しゃ・整腸薬として、また保健薬として用いられ家庭薬原料として需要が多い。

*成分・分量*
本品1日量(90粒)中
オウバクエキス・・・1000r(原生薬として 3000r)
 ガジュツ末・・・500r
 ゲンノショウコウ末・・・1500r
添加物としてデヒドロ酢酸塩を含有する。尚、板薬は、1日量(3個)中
オウバクエキス・・・3000r(原生薬として 9000r)
*効能・効果*
食欲不振(食欲減退)、胃部・腹部膨満感、消化不良、胃弱、食べ過ぎ(過食)、飲み過ぎ(過飲)、胸やけ、もたれ(胃もたれ)、胸つかえ、吐き気(むかつき・胃のむかつき・2日酔い・悪酔いのむかつき・嘔気・悪心)、 嘔吐、整腸(便通を整える)、軟便、便秘
*用法・用量*
大人(15歳以上)・・・1回30粒
11歳以上15歳未満・・・1回20粒
8歳以上11歳未満・・・1回15粒
5歳以上8歳未満・・・1回10粒
1日3回、食前または食間に服用する。